​　　～鍼・灸について～

鍼灸治療と聞いてみなさんはどのような印象をお持ちでしょうか？
「痛そう」「怖い」「本当に効くのか？」「よくわからない」などいろいろあると思います。
　
　★鍼★
当院では、すべて滅菌された使い捨ての鍼を使用しております。「はり」と聞いて、皆さんが想像するのは、注射針や裁縫の針だと思います。鍼治療で使用する鍼は、髪の毛ほどのとても細い鍼でほとんど痛みは伴いません。患者様によっては「本当に刺してるんですか？」とお聞きになられる方もいらっしゃいます。患者様の体質・症状・施術部位に合わせ治療での刺激量は変えて行います。

  ★灸★
「お灸」のイメージは、「熱い」「やけどする」「子供のころに悪いことをした時にされた」などあると思います。
当院で行う灸治療は「隔物灸」と言って、皮膚の上で直接もぐさを燃やすことはありません。直接皮膚の上で燃えることはないので、じわじわと温熱刺激が伝わってきます。やけどや痕になるリスクも少なくなります。
また、皮膚ともぐさの間に挟むものにより、施術効果も変わってきます。基本的には、台座を挟んだお灸を使用します。びわの葉やお塩など自然の物をもぐさと皮膚の間に挟み行う灸も行っております。温熱刺激だけではなく、挟んだ物の特性によってたくさんの疾患に効果があり、自然治癒能力を高め根本から健康な体作りを行います。